パソコンの入れ替えを機に増やしたサーバ

SSDが搭載されたノートパソコン 今の職場に入職した時、会社のサーバは1台でした。当時はまだ機種も古く、サーバの容量もそんなに大きくないにも関わらず、施設内全てのパソコンのデータを保存していて、ハードディスクを増設して凌いでいる状態でした。また、人事や経理など、誰もが閲覧できては困る職種のデータも共有されており、フォルダにアクセス制限はしているものの、万全とは言えないセキュリティ状態でもありました。私が入職したのはそんな状態が5年続いていた頃で、私が入職してすぐにパソコンとサーバの入れ替えについて議論がされ始めました。
元々私はハード機器の担当者というわけではありませんでしたが、施設内にハード機器を専門に取り扱う職員はおらず、必然的にパソコンを最も使う事務所でパソコン入れ替えは行うことになり、入職したてで仕事量も少ない私が担当者として関わることになりました。とはいっても、私自身がパソコンに疎く、ほとんど何も分からない状態で情報を集めるところから始め、その中で本来は用途によってサーバを使い分けるのが望ましいということを知りました。特に人事や経理などは、それだけで1つのサーバを使い、他とは切り離しているのが一般的だと知り、入れ替えを機に用途別にサーバを導入する、という話で落ち着きました。入れ替えた当初は共有したいデータも共有できなくなってしまった、といったハプニングもあり、サーバの使い分けに慣れるまでに苦慮しましたが、今ではデータの切り離しを行って良かった、と事務員一同満足して使用しています。前回の入れ替えから6年経ち、今年またパソコンとサーバの入れ替えをしました。今回の入れ替えでは、サーバは物理サーバの使用はせず、仮想化してはどうか、との案も出ましたが、私を含めて事務所内の職員の知識がまだ足りないから、と見送ることにしました。パソコン業界は日々進歩していきます。現状に満足せず、より良く使えるように努力しなくては、と思いつつも、業務と全く関係のない分野のため情報収集もままならないのが現状です。そんな理由で、まだしばらくは物理サーバにお世話になるのだろうと思います。


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